株式会社ルック 専務取締役 城所 幸男氏に聞く。ブランドiphoneケースコピーファッション業界で求められる人材について

株式会社ルック 専務取締役 城所 幸男氏に聞く。ブランドiphoneケースコピーファッション業界で求められる人材について。




マーク・ジェイコブス、トリーバーチ、ラペルラを始めとした海外ブランドiphoneケースコピーの日本導入を数多く手がけてきた株式会社ルック 専務取締役 城所 幸男氏に、日本市場の現状や、ファッション業界で求められる人材についてお聞きしました。


―現在取り扱っているブランドについて教えてください。


株式会社ルックは、レナウンルックという婦人服の製造販売からスタートした会社です。ライフスタイル提案にこだわり、世界中から歴史あるブランドを発掘して、日本に紹介してきました。現在、手がけているブランドには、(アーペーセー)やalice (アリス アンド オリビア)ほか、IL BISONTE(イルビゾンテ)、Marimekko(マリメッコ)、(レペット)、(デンハム)、(ヴェラ・ブラッドリー)などの服飾雑貨ブランドがあります。


また、2013年には、株式会社ファッショナブルフーズ・インターナショナルを設立し、ミラノ発のイタリアンジェラート「ジェラテリア マルゲラ」の取り扱いをはじめ、食品分野にも進出しました。


「A.P.C.」のブランド名は「生産と創造の工房」の略で、デザイナーの名前を服のデザインに結び付けたくないという設立者ジャン・トゥイトゥの思いが込められています。


―海外、またはアジアの中でみた日本市場についてどう捉えていますか?


市場規模においては、拡大する中国、インド、中近東にはかないませんが、これだけ成熟した市場は世界的にも非常に珍しいです。日本の歴史や文化などを踏まえると、規模や売上だけでは測れない独自の「ブランド力」や「存在感」が日本にはあります。


これからの日本市場では、市場規模を広げるのではなく、ブランドのプレゼンスを掘り下げ、深化させていくことに価値があると思います。


―日本市場での販促を考える上で重要なポイントとは?


消費者の根強い節約志向はありますが、EC市場が拡大し、購買シーンが多様化しています。また百貨店では、売り場の区分けのボーダレス化が進み、これからはブランドの特性に合わせて、どういった販路で、どういった付加価値をつけて訴求していくかが肝になってきます。


最近、祇園の伝統的な町家がエルメスの期間限定ブティックになり話題をよんでいました。これは、歴史あるブランドと町家のコラボレーションで、空間(売り場)といった要素も十分付加価値になりうるという成功事例のひとつだと思います。


また、メディアでも「モノ消費からコト消費へ」とよく言われていますが、外面を美しく着飾るだけでなく、「自分を磨いて、内面から美しくなりたい」という消費者の関心が高まっています。これまで生活の基本と言われてきた「衣・食・住」ではなく、これからは、「医・触・充」の時代。健康な身体で、心の琴線に触れる体験をして、いかに心を充たすことができるかが販促を考える上で、重要なポイントといえると思います。